周りの空気に騙されるな。稲盛和夫さんから学ぶ先を考えた就活が大事

就職活動が本格的に社会と接するはじめての機会という学生も少なくないと思います。
そんな時、わからないことばかりで、不安が多い人も多くあります。

しかし、周りの空気に騙されていると、思わぬ落とし穴にひっかかることも。

後悔のない就職活動にするためにも、しっかりと考えて動いていきましょう。

大企業がいい、この業界が安定というのは間違え

毎年人気の企業は、大手有名企業ばかりです。
すべての学生とは言いませんが、よく耳にするし、大企業だから大丈夫だろうという心理が働いてのことでしょう。

しかし、人気企業=将来安泰 とはもう言えない時代になっています。
有名なところで言えば、2010年に経営破綻したJALです。
経営も元々あまりよい状態ではなく、その上でリーマンショックの影響から経営破綻をしてしまいました。

どれだけ大きな企業であっても、経営者が判断を誤れば、当たり前ですが、破綻してしまいます。

今日は、ネットの普及で、世界のあらゆる事で、経済が影響を受ける様になり、先を見て、色々と判断する事は難しくなりました。

そして、技術の進歩により変化も激しくなり、ますます先行き不透明な時代へと突入しています。

ですから、大企業であっても、今は安定していると言われている業界も、1年後はどうなっているか、わかりません。忘れてはならないのは、時代は変化していくという事実です。

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どこに勤めたいかよりも、何をしたいかが大切

就活している時は、今の企業や業界の情報で、受ける会社を選びがちです。

これは間違ってはいませんが、そこで何年も勤めていくことを忘れてはいけません。
仕事はあくまでもお金を稼ぐ手段であり、自分を成長させてくれるものです。

稼いだお金で何をしたいのか、自分を成長させて何をしたいのか、これを考えなければなりません。
何も考えず、周りに流される生き方は、歯車と変わらず、他人の人生になってしまいます。

そういう日々の過ごし方だからこそ、どこか違和感を感じる日々になり、何もしていないのに疲れてしまう事になってしまいます。
やる気が起きずに、時間だけがすり減っていく人生はもったいないのではないでしょうか。

だからこそ、京セラの創始者でもある稲盛和夫さんは、

私たちは今 、混迷を極め 、先行きの見えない 「不安の時代 」を生きています 。多くの人が生きる意味や価値を見いだせず 、人生の指針を見失ってしまっているからではないでしょうか 。今日の社会の混乱が 、そうした人生観の欠如に起因するように思えるのは 、私だけではないと思います 。そういう時代にもっとも必要なのは 、 「人間は何のために生きるのか 」という根本的な問いではないかと思います 。 『生き方』 稲盛和夫

と書籍の中で言われています。これからもますます変化の激しくなってくる時代だからこそ、大学生の内に、人生の指針を持つことが大事ではないでしょうか。

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