自分の生き方に確信を持つ方法は、人生の目的を自分に質問すること

若い方からいちばんよく受ける質問

こんにちは。仏教講師の高松です。
 
最近、社会人サークルなどから招待を受けて、20代、30代の方にも
お話をする機会が増えています。
若い世代に仏教ブームが広がっているからでしょうか。 

そして、若い方からいちばんよく受ける質問は、

「自分が何のために生きているのか分からない

という質問です。実は私も、同じ悩みを抱えていました。 

自分が小さい頃に思い描いた人生を送れていますか?

小さい頃、

「将来は、正義のヒーローになりたい!」
「プロ野球選手になりたい!」 
「オリンピックに出て金メダルを取りたい!」


夢は次々と変わっていきました。 

ところが成長するにつれ、理想と現実が見えてきた頃、 

「自分が本当にやりたいことって何だろう?」 
「もしかしたら、まだ出会っていないのではないだろうか?」 
「今、知っていることの中に自分のやらなきゃならないことってあるのかな?」 
「誰か教えてくれないかな?」・・・ 

こんな風に分からないことだらけで、そのうちに考えるのをやめてしまい、 

目の前の楽しいことだけを考えるようになりました。 

「考えても分からない」
「そんなことを考えるのは時間の無駄」 

自分なりに適当な落としどころを決めて、誤魔化しながら生きている、そんな人は 

多いのではないでしょうか。 

やりたいことをやってきたはずなのに、何かが違う

成人となり、「自分の趣味を仕事にすることができた!」「小さい頃の夢がかなった!」

という方が少なからずあります。周りの人から見れば、なんて幸せな人生でしょうか。 

ところが、そんな人でも決まって思っていることがあるのです。それは 

自分の人生って、本当にこれでいいの?」 

このまま生きていって、本当に幸せになれるの?」 

という疑問です。なぜでしょう?それは、今の自分に心からの「安心・満足」が 

ないからです。自分の生き方が正しいという確信が持てないのです。 

このように聞くと、「そんなこと言ったって、どうしようもないよ。大体、確信を 

持って生きている人ってあるの?」。このような答えが返ってくるかもしれません。 

確かに「自分の人生はこの生き方が正しい!」そんな確信をもって生きている人は、 

ほとんどないでしょう。ですが、それでいいでしょうか? 

実際に、30代の男性が私に相談にやってきました。 

「自分はそれなりにやりたいことをして、それなりに仕事もうまくいって、他の人 

から見れば、うらやましがられる部類に入ると思うんですけど、なんか、止まれ 

ないんですよねえ。 止まっちゃうと、今まで築いてきたものが無くなるような 

気がして。無駄な苦労をしてきたと思いたくないし、これでいいんだって自分に 

言い聞かせているんです。ところが、ふと、『本当にこれでいいのかなあ』と 

いう不安も出てきたりして。なんなんですかねえ。これは」 

30代の男性

ご本人は自嘲気味に言われていましたが、これはよくあることではないでしょうか。 

交通手段の候補をたくさん示された時、あなたはどれを選びますか? 

人生のこの状態は、例えるならば、目的地が全く分からない中で、交通手段を 

選びなさいと言われているのと似ています。 

「〇〇さん、どうする?飛行機の方がいいような気がするんだけど、バスに 

しようって意見もあってね。だけど、自転車も捨てがたいよね。△△さんは船って 

言ってたわ。でもね、私の本音から言うと歩きたいんだよねぇ・・・」 

こんなこと言われても、選べませんよね。だけど、時間が無いから「早く選んで!」 

と選択を迫られます。そして、あなたは「車」を選択しました。 

すると、◎◎さんは 

「えー!〇〇さんは車で本当にいいの?私は電車にしたよ!」とか 

「えー!車!!それはないんじゃない、私はヨットで行くけどね」 

「えー!車、ないない、私は飛行機」 

こんな風に友人知人から意見を言われると、心がグラグラします。本当に、自分の 

選んだ交通手段は良かったのだろうか、と。 

ところが目的地が「東京」と分かっていたらどうでしょう。 

「えー!〇〇さんは車で本当にいいの?私は電車にしたよ!」とか 

「えー!車!!それはないんじゃない、私はヨットで行くけどね」 

「えー!車、ないない、私は飛行機」 

こんな風に友人知人から意見を言われても、 

「あー、みんなはそうなんだね。私は私で車にした理由があるから」 

と思え、たとえ少し心がグラグラしたとしても、目的地を知らなかった時の 

不安とは全く違います。 

このように目的地を知っている状態で交通手段を選ぶのと、どこに行くか 

分からない状態で手段を選ぶのとは、全く違うということが分かります。 

目的地を設定して初めて交通手段を選べるように、
人生の目的を見定めることは最も大切

人生も同じです。 

自分は何のために生きているのか、どこに向かって生きているのか、このことを 

知らずに一生懸命生きていても、その努力や苦労が報われるかどうか分かりません。 

反対に、正しい人生の目的を知っていれば、自分の人生のすべてが、目的を達成 

するための時間となるのです。 

人生の目的を知ることが、いかに素晴らしいことか分かると思います。 

その、すべての人間にとって最も知りたい、最も大切なことを教えられている 

のが、お釈迦様の説かれた仏教です。 

私自身、仏教にはっきり示されている人生の目的の答えを知って、それまでの 

悩みが吹きとび、不安一杯の人生が希望に満ちた人生になり、世界の見え方が 

まるで変わりました。 

同じ壁にぶつかっている人に、少しでもその壁を突き抜ける方法を、これから 

お伝えできればと思っています。あなたも、生きる目的をはっきりさせて、 

心から充実した人生にしませんか。 

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