トヨタが中途採用5割に引き上げ。これからの社会になっても活躍できる人材とは?

大企業の中途採用の拡大が報道されました。
即戦力になる中途採用を増やし、世界の企業との戦いに備えようとしている動きです。

以前の日本ならば、終身雇用制度が当たり前でしたので、社の理念に共感する人材を一から育てていました。

しかし、今日は、終身雇用制度、また、それを支えていた、年功序列制度も実質崩壊しています。

転職が当たり前となり、人材を育成しても、そのまま会社に残らない人が増え、それならば、教育コストをかけるよりも、中途で力のある人を探して来るほうが効率がよく、早くから売上に貢献できるという度合いも小さくありません。

新卒採用枠が減少。これがもたらす影響とは?

各企業は将来が有望と思われる人、力のある人の採用のために、
色々な施策がそれぞれなされています。

こちらもその一つです。
グローバル展開をしていく中で、優秀な人材を確保のためです。

普通に働いている人よりも高い処遇ですが、これからますます実力が重視されることの表れでしょう。

新卒であれ、中途であれ、力のある人が優遇され、力がない人は、採用も厳しくなってくるでしょう。
働き手の不足は、AIの導入で大部分は賄うことができますので、油断をしていると、仕事がなくなってしまうかもしれません。

社会の変化に流されることは危険。今なすべきことは?

科学技術の発達により、今やビジネスの舞台は世界となりました。
そして、ますます技術が進歩していくために、社会がまた大きく変わっていきます。

通信技術の発達で、信号を送っていた時代から、電話が生み出され、メールが開発され、インターネットの発達から、ビデオ通話が無料でできる時代になりました。

5Gの時代では、VR、ARの発達から、同じ空間にいなくても、面と向かって会議をしているかのように変化していくとも言われています。

目の前の変化に対応するために、色々なことを学んでいかねばならないことは大前提ですが、これからの社会は何でもできる様なオールマイティな人材は、あまり必要とされません。オールマイティは、悪いことではありませんが、特定の分野ではスペシャリストに劣るからです。

幅広くやるよりも、一点集中で突き抜けなければ、これからは勝負に勝つことは難しくなります。
器用貧乏には厳しい社会にますますなっていきます。

ですから、自分のこれだけは他の人には負けないという様な強みを持つことが大切です。
ではその強みを持つにはどうしたらいいのか。

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世の人は我を何とも言わば言え 我が成す事は我のみぞ知る」(坂本龍馬)
「世間の人は、自分の事を言いたければ勝手に何でも言えばいい。
 自分がやることは自分のみが知っている。」


それには自分の人生の目的を定めることが大切です。
自分はこういうことがやりたい、自分の果たすべきことは何かを定まっていなければ、結局目の前のことに流されてしまい、何かを極めることができないからです。

この人生の目的とは、仕事のことではありません。
仕事はあくまでもお金を稼ぐための道具であり、自分を成長させるための手段であります。働き方によっては、非常に自分の人生を鮮やかにしてくれるものですが、働くために私達は生きていません。

ユニリーバでも問われている人生の目的

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引用

「私にとって『目的』はとても大切な言葉です。それは北極星のようなもので、どんな状況においても、自分を導いてくれるガイドのような存在です。
社内でも初めての上司や部下に必ず聞くことは、『あなたの人生の目的は何ですか?』ということ。なぜなら自分の人生の目的と会社のそれが合致していれば、仕事が円滑に進み、パフォーマンスが向上するだけでなく、何より楽しいですから。
自分の人生の目的に気付いている人は、すごく生きやすくなりますし、さらに自分の強みを社会のために使えば、すべてがうまくいくようにできていると確信しています」

島田由香さん インタビュー

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