ご恩をありがたく感謝する者は成功する
朝カツでお会いした方が、
知らないコンビニの店員さんにも、
「”ありがとう”を言っています」、と言われ、
素晴らしいなぁ、、と心を打たれました。(*^_^*)
わずか5文字が、なかなか言えない。
感謝の心、心がけが弱いからでしょう。。
お世話になっている両親、妻や夫、先輩に対して、
どれだけ普段から感謝の言葉を言っているだろうか。。
当たり前と流し、本来言わねばならない時に、
言わねばならない言葉が言えてなかったと反省(^_^;)
今回は、親切された時に使う「ありがとう」について。
これは「有難う」と書き、仏教の言葉です。
「有ることが難しい」という意味。
親切とは、親を切るように辛い気持ちがするから
「親切」と言われます。
本性を見れば、
自分のことしか考えないのが私達人間なのに、
そんなあなたが、私の幸せのために、
自分の時間やお金を使って、
心を砕いてくれた。
こんなことはめったにできることではないので、
「有ることが難しい」
「ありがたい」ことなのです。
しかも、、私のような者の為に。。
大事にされて然るべき徳のある人なら、
させてもらいたいという気持ちにも
なり易いでしょうが、
とてもそんな値のない自分を大事にしてくれた。
その気持ちはかけがえのないものなので、
「有ることが難しい」
「ありがとう」なのです。
私利私欲を乗り越えて、
私のために与えようとしてくれたことへの
深い感謝の言葉。
三年の恩を三日で忘れる猫よりも
恩知らずの悪性が私と知らされれば
知らされるほど、
お世話になった時には、積極的に、
言葉に出し、手紙に書き、メールに打つ
努力をしなければ!!
と思わずにおれません(^_^)
こんな話を聞いたことがあります。
不治の病にかかった大富豪が、奇跡的に快方に向かった。
全快に近づいたとき執事を呼んで、
「すぐに主治医へ、百万円包んでお礼にいってくれ」
と命じました。
「だんなさま。全快なさってからでよいのではありませんか」
不審そうな執事に、こう富豪は話したといいます。
「いや、すぐでなければならぬのだ。
あの絶望のとき、もし私の病を治してくれたら、
全財産をさしあげてもよいと、本心から思った。
ところがどうだ。
危機を脱すると、そんなにまでする人はないのだから、
半分ぐらいにしておこうか、に変わってきた。
だんだん調子よくなるにつれて、
三分の一でもよいのでないか。
財産の執着が次第にふくれ、百万円だすのも
バカらしくなってくる。
医者は病気を治して当然でないか。
いくら治療しても死ぬ人がいる。
治ったのは医者の腕とばかりは言えない。
してみれば法外な礼は、他人に笑われるだけ、
と考えだしたのだ。
こんな私は、健康体になってからだとビタ一文ださず、
請求されるまで自分の手元において、
利子まで計算するにちがいない。
そんな恩知らずに、私はなりたくないのだ。
起きあがれないときに百万円持っていってくれ」
“借りるときのえびす顔、返すときのエンマ顔”といわれます。
就職をたのむときや、なにかお世話になるときは、
愛嬌(あいきょう)をふりまき、おべっかのかぎりを尽くす。
このご恩、終生忘れはせまいと、そのときは思うのですが、
いつの間にか見向きもしなくなるのが人情です。
「ご恩をありがたく感謝する者は成功し、
ご恩を当然と流し去る者は、必ず信用を失う」
「有難う」の意味を正しく知り、お互い、
心して、心から「ありがとう」が言えるよう、
努力してゆきたいと思います(*^_^*)
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