書店に行けば『未来研究2050』、『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』、『2040年の未来予測』など、様々な未来に関する本が並んでいます。

他にも、SDGs(持続可能な開発目標)に関するニュースもよく見聞きする様になりました。

東日本大震災の時によく耳にした「想定外」という言葉や、新型コロナウィルスの世界的な大流行によって、いつ何が起きるかわからないという事実が突きつけられ、少しでも未来を予測して、備えて、不安を取り去ろうという機運が高まっているからではないでしょうか。

今日、明日と、未来に対する備えというテーマで書いていきます。

これは、今に始まったことではなく、「保険」も同じです。

未来に起きうる問題を、少しでも減らそうとして、始まった制度で、歴史をさかのぼれば、紀元前2250年頃とも言われます。

未来に対する不安は、昔から、人類が抱えているかがわかります。

ブッダは、そんな不安の絶えない世界を、火宅無常(かたくむじょう)の世界と教えられています。

火宅とは、火のついた家ということですが、部屋のカーテンに火がついたら、どうでしょうか。

食事時だろうが、推しメンの生配信がされていても、それらを楽しむことはできないでしょう。

不安だからです。

その不安のことを、火宅と教えられています。

なぜ不安なのかというと、無常だからです。

無常とは、常が無く、続かないということです。

変化することは、私たちにとっては、不安なことです。

リスクがある方が、ワクワクする、燃えるという人もありますが、それは、経済的な余裕があるとか、取り返しがつくという別のところで、安心が担保されているからです。

いつ何が起きるかわからないことは、私たちにとっては大変な不安なことです。

それを、ブッダは火宅無常の世界と教えられています。

社会全体だけでなく、私たちの生活も、いつ何が起きるか分からない不安に覆われています。

いつまでもこの仕事を続けられるとは限らない、突然、給料が減らされるかもしれないという不安から、副業に関心が集まっているのではないでしょうか。

健康に気を遣うのも、突然起きるかも知れない、病を恐れてでしょう。

マクロ(世界全体)に見ても、ミクロ(個人の生活)の視点からも、不安が絶えないときが現代です。
そんな現代において、実は、注目を高めているのが、仏教です。

冒頭で紹介した書籍の一つ『未来研究2050』は、これからの未来を考えていく上で、東京大学の教授が30のテーマに注目し、それをまとめたものです。

そのテーマの中には、「再生医学」、「ウィルス学」、「中国経済」、「ロボット学」、「情報ネットワーク」など様々な分野があります。

そして、それらのテーマと肩を並べられているものが「仏教学」です。

これが物語っていることは、未来に対する備えをする時に、ブッダの教え、仏教が、力を発揮すると、東大の教授も注目をしているということです。

また、スティーブ・ジョブズや、『サピエンス全史』で有名になったユヴァル・ノア・ハラリも、仏教に注目しています。

一部の知識人だけではなく、ビジネスの世界で最前線を走っている人も注目をしている仏教を学べば、安心を得る日々を送ることができます。

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